生徒さんのやる気に感動しています!!

2021年11月08日 01:44

みなさんこんにちは!
鎌ケ谷駅から徒歩5分にある、飯生音楽教室、講師の飯生優子です。

日頃から多くの生徒さんにお越しいただき、毎回笑顔が絶えないレッスンになっています☆

開業して4年目になりましたから、初期から通ってくださっている生徒さんは、だいぶ精神的にも技術的にも、目に見えて成長が見られています。


特に、今週は、「え~もっと宿題増やして~!」「この曲も暗譜したい~!」


と訴えてくる生徒さんが何人もいて、私も驚きを隠せませんでした(;^_^A


日頃から「やらされている感」のないレッスンを心がけています。

なので、まだまだ小さな生徒さんも何人か増えましたが、ずっとレッスンに集中していられる子どもも、決して多くはありません。

ただ、学齢と発達段階、性格など個人的なものも含めて、小さい時期に、30分集中して練習に励む、というのは、逆に心配になる点でもあったりします。よほど音楽にのめり込んでいるならまだしも、「叱られるから」「失敗が怖いから」などの理由で委縮してしまっていたら、練習も退屈なものになり、いい音も出せなくなってしまいます。なので、一緒に手遊びや歌を歌ったり、リズム遊びをしたり、冗談もたくさん言って、教室を「ありのままの自分を安心して出せる部屋」という安心感をまず持ってもらうことに注力して、本人の興味がピアノに向くまで、じっと待っています。

そんな風に始めた子たちも、今では「宿題増やして!」ですから、子どもの成長には毎回目を見張ります。

教職時代も、2学期を半分過ぎたころ、どの学年も成長スピードが上がっていくのが見えていました。


現在の教室では、「最終的に楽譜が自分で読める」を目標にしています。
ですので、リズム譜や音楽理論の簡単なものなど、レッスンに取り入れ、音楽用語の語源なども説明しています。

子どもは新しいことを知りたい本能が強いです。耳から曲を覚えて弾く能力も大切ですが、楽譜から、文字で書かれてはいないけれど、何かを感じ取る感性、を育てたいと思っています。

なので、ある程度楽譜に馴れたら、子ども自身にどんどん楽譜に書き込みをさせています。


自分で指番号を書いて整理してくる子もいますし、楽語の意味や、強弱記号に目印をつけてみたり、試行錯誤をしてもらっています。



最低限の理屈を理解すると、どんどんテキストを進めてくるようになる子が増えました。
楽譜が読めるという喜びと自信がついてきた証拠です。

表現力も随分ついてきました。

音楽用語の語源から理解することで、本来求められている表現のイメージも湧きやすくなるのだと思います。


また、「先生には何でも話せる」という空気を作ってあるおかげで、表現で迷っていることや、家での練習で苦労したところなども、どんどん質問してくれます。


私はピアノに関しては、絶対音感にほぼ近い部分はありますが、日常音までは音符になりません。
でも、私の周りの絶対音感の持ち主から、生活音も音程になってきつい、という話は聞くことが多いです。
一時期流行った「絶対音感」ですが、私の仕事での経験上、指揮者になるとか、作曲家になる、とかでない限り、完璧な絶対音感はそれほど必要ないと思っています。ただ、演奏で明らかに和音が不協和音になっているなど、間違いに気付けるくらいの音感は身に付けてあげたいです。


オペラでは、重唱で、伴奏の無い中、他の歌手とハモる場面が時々あります。
声の場合、自分で音程を作らないとなりませんから、絶対音感必要なんじゃ、、、と思われるかもしれませんが、そこにこだわりすぎるあまり、相手とハーモニーが美しく重ならない懸念が出てくるときもあるのです。

相手の声をよく聴きあって、絶妙なハーモニーを作るには、また違った音感が必要なのです。


ですが、教室のレッスンでは、音符の聞き取りはさせています。基準音から相対的に音を聞き分ける力は付いていてほしいのです。



そんなわけで、着々と技術を身に付けている生徒さんたち。
身体の感覚が鋭敏な人ほど、音色や技術への感度も高いです。

文科系の音楽ですが、数学や物理学、運動神経、感覚記憶の高さ、など、鍛えられる要素が沢山あります。


以前ブログで、オーダーメイドのカリキュラムにしていることはお伝えしました。

ですので、上記の指導内容も、生徒さんによって多少順番が前後することはあります。
ですが、「演奏をする側も聴く側も楽しめる演奏」にひつようなことは、時間はかかっても、必ず身についていくことと信じています。


どうぞ今後とも、生徒さんたちの成長を温かく見守っていただければ幸いです。


体験レッスンは現在も受け付けております。
当教室にご興味がありましたら、ホームページの問い合わせフォームから、ぜひご連絡ください☆

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